
考えやすい環境って作れるの?「考える」をマネジメントする

春ですね!希望に胸をふくらませた新人が入社してくる季節です!
今回は新人デザイナーの「誰もがぶつかるデザインの壁」をビーワークスのベテランデザイナー10人に聞いてみました。
これからデザインを始める方、これから新人にデザインを指導する方にとって、本記事がそんな壁に気づき、力を合わせて乗り越えるヒントになれば幸いです!
ビーワークスではWEB制作部以外にも、出版制作・広告制作・ゲーム制作など媒体や分野ごとにチームが分かれています。
今回はベテランデザイナーの中でも、新人にデザイン指導をするケースが多い、各デザインチームのリーダーに話を聞いてみました。
チームごとに求められるデザインや得意とするデザイン領域は違うのですが、各チームリーダーに話を聞いてみると「誰もがぶつかるデザインの壁」には多くの共通点があり、まとめてみると次の「5つの壁」になりました。
最も多かった回答が”「自分好み」のデザインにしてしまう“ということでした。
クライアントの求める事や、その案件の目指すところを理解せず、とにかく自分の「やりたい」ように作ってしまうようです。
特に自分の「好きなデザイン」が明確にある新人ほど、この傾向が強く表われるので注意が必要です。
自分の主義主張があるのは悪いことではないのですが、「それは趣味でやってくれ!」っていうのが先輩の本音です。
次に新人がぶつかりがちな壁は”ポイントに固執して、全体のバランスが見えない“ということのようです。
得意なことや、目の前のものに集中しすぎてしまい、ついつい全体を俯瞰して見る事を忘れてしまうようです。
完成した後にトイレ休憩でもしてから再度見直すと、自分のデザインを「俯瞰」して見やすくなるかもしれませんね。
続いて意見が上がったのが”「なんとなく」でデザインしている“でした。
優先順位や役割に見合った体裁を一つ一つ論理的思考に基づいて設計していくのもデザイナーの仕事です。
「なんとなく」でデザインしてしまうと、ページが増えれば増えるほど訳がわからなくなり、収集がつかなくなります!
先輩に「なんでこうしたの?」と聞かれて「なんとなく!」って元気に答えるたびに先輩は心の中で泣いています。
色々と「デザインの壁」の存在が明らかになってきましたが、続いて見えてきた壁は”時間が読めず、作業を完結できない“でした。
自分の「作業時間が見えない」のは「経験値がないため当然」だと周囲も理解しているのですが、状況報告もなくギリギリになって「間に合いません!」と聞かされては、さすがのベテランデザイナーでもお手上げです。
自分の作業スケジュールだけでなく「全体行程がどうなっているか」に目を向けると時間を守ることの重要性が実感できるかもしれません。
「もう少しだけ!」が取り返しのつかない恐怖の遅延に繋がることもありますからね…。
※スケジュール管理についてはプロジェクトを着実に前進させる!スケジュール管理のポイントで詳しく紹介しています。
最後のデザインの壁は”色々考えすぎて、わけがわからなくなる”でした。
「お客さんの言っていることがよくわからない…」
「何から手をつければいいの…」
「イメージ通りのデザインにならない…」
「時間がたりない…」
「先輩は人によって違うこと言う…」
色んな壁にぶつかり続けた結果、より巨大な壁”ワケガワカラナイ“が目の前に表れてしまうようです。
この壁でデザイナーとして心折れる人が多数いるのも事実。
5つめの壁は複数の問題が絡み合って、自ら築いた壁なので、解決策を自分で見いだす事が非常に難しいようです。
ですので、この壁にぶつかった時は一度パソコンから離れましょう。
先輩デザイナーと話をしてみると、自分の体験談から色んなヒントをくれると思いますよ。
この壁も他の壁と同様に「誰もがぶつかる壁」なので、先輩デザイナーも同じようにみんなぶつかっています。
あくまでも「先輩の体験談」なので、そっくりそのまま自分に当てはめることはできませんが、解決の糸口になることはあると思います。
さて、ここまで読まれて気付かれた方はいるかと思いますが、「誰もがぶつかるデザインの壁」はデザイナーだけの壁ではなく、ディレクターやエンジニア、はたまた業種や職種を越え「”新人“の誰もがぶつかる壁」に置き換えられるかと思います。
希望に胸をふくらませた新人がこのような壁を汗と涙と鼻水で乗り越えられるよう、周囲の人間は遠巻きながらフォローしたいものですね。
今は頼りない彼らも、数年後にはきっと大活躍して会社を盛り上げていってくれるはずです!
次回は「誰もがぶつかるデザインの壁」を「ベテランデザイナー達はどうやって乗り越えたか?」また、そんな彼らの経験から生まれた「指導の工夫」をご紹介したいと思います。
デザインの面白さを分かりやすく伝えることをテーマとしています。
趣味はドライブとツーリングと買い物。
本気の買い物は仕事に役立つという信念で散財を楽しんでいます。