めまぐるしく移り変わるWEB業界で生きる私たちにとって、情報収集のうまい/ヘタは、仕事がデキる/デキないに直結する必須スキル。 今回は、有益な情報を「できるだけラクに」仕入れるための、3つのテクニックをご紹介します。
ツールにおまかせ!ラクして情報収集を日課に
プランニングを仕事にしている私自身はもちろん、ビーワークスのメンバーは職種を問わず日々様々な情報収集ツールを駆使しています。
その中でも、特に利用が多かったのが以下の4つ。
- Googleアラート
- Gunosy
これらに共通するのは、情報が「自動的に流れてくる」こと。
Facebook や Twitter などのSNSで、業界人やメディアをフォローしておけば、随時タイムラインに流れてくるし、習慣にしやすいです。友達に業界人が多ければ「鮮度も精度も高く、メディアに露出する前の1次情報が手に入る!」という声も。
Googleアラートは、知りたいキーワードを登録しておくだけで、関連ニュースが毎日メールやリーダーに届きます。私の場合は、仕事に関わるトレンドワードや、担当クライアント名でキーワードを登録しています。アラートはメールで届く設定にしていて、メールチェック時にまとめて目を通すので見落としもありません。
そして、使えば使うほど自分の興味のある記事を集めてくれる Gunosy は、社内でも「超便利!」「惚れる!」と絶賛の声多々。メールの配信時間も設定できるので、起きる時間や通勤時間など、チェックしたい時間に届くようにすると便利です。
私はものぐさなタイプなので…情報を自分から探しにいくスタイルでは、手間もかかるし、なかなか続きません。自動化することで毎日続けやすくなり、続けることで、情報の質を見分ける感度もアップしますよ!
発信する人ほど、情報ツウになれる
せっかく仕入れた情報は、なるべく新鮮なうちに、誰かに共有しましょう。共有することで、様々なメリットがあります。
- 人に伝えるために、頭の中で情報を整理するので、理解が深まる
- 相手がどんな反応を示すかで、相手の興味・関心を知ったり、情報の価値をはかったりするヒントになる
- 相手の反応から、自分とは異なる視点や見解に気付ける
- 自分がどんな情報に関心があるのかを示すことで、以後、関連情報が入ってきやすくなる
この中でも、特に4つめは意外に重要です。
心理学でも「返報性の原理」というのがありますが、いつも役立つ情報をくれる人には、役立つ情報をお返したくなるもの。また、情報共有は自分の視点や見解を伝える行為でもあるので、結果、より関連性の高い情報が集まりやすくなります。アナログ版 Gunosyという感じですね。
ビーワークスでは、「○○○って知ってる?」「○○○がこんなサービスを始めたらしいよ」なんて会話が日々あちこちで交わされたり、Backlog※の情報共有スレッドにポストされた記事から、議論が盛り上がり、そこから「こんな活動やってみようよ!」なんてプロジェクトに発展したりしています。
「情報収集」を1日のスケジュールに組み込む
どんなに情報収集が大事だからといって、一日中情報収集をしているわけにはいきませんよね。無理なく新鮮な情報を仕入れるためには、情報収集を1日のサイクルの中の「決まった時間帯」に組み込むことがコツです。ビーワークスでも多くのメンバーが、毎日決まった時間を情報収集に充てています。
朝起きたらすぐ
ベッドの中でスマホにざっと目を通せば、寝ぼけた頭も覚醒するかも?ただし寝起きなので「重要なトピックがないか」を見ておくだけでOK。気になる記事は後で詳しくチェックしましょう。
朝の通勤中
朝の通勤時間はおすすめの情報収集タイミング。出勤前に仕入れたネタは、職場やクライアントとの会話で活かしたり、コミュニケーションを通して深堀りしたりできます。
昼休み
朝のうちに目をつけておいた記事を、ランチを取りつつ、PCでじっくりチェックします。もちろん、ランチタイムに同僚と交わす世間話が、有益な情報源になることも多々。
帰宅中・帰宅後
一日中情報に目を通す暇がなかった!という多忙な日は、帰宅中か、帰宅後の時間を有効活用。明日には、また新しい情報が入ってくるので「その日のニュースはその日のうちに消化」という最低限のルールを決めて、習慣をキープしましょう。
こうやって挙げてみると「朝から晩まで情報収集なんてムリ!」という声も聞こえてきそうですが、大事なのは、苦にならない程度の「取り組めるペース」で毎日続けること。長く習慣にするためには、ポジティブに取り組めるバランスが大事だと思います。
質のよいアウトプットは、質のよいインプットから。
①自動化する、②共有する、③時間を決める、の3つのテクニックで情報収集を続ければ、感度も磨かれ、仕事の質も今よりきっと高まるはず!すぐに取り入れられる習慣で、今日からあなたも「デキる情報ツウ」を目指しましょう!
この記事を書いたメンバー
自分たちが生みだすモノや仕組みで、誰かをもっとワクワクさせたい。
そんな仕事のために、大事にしているのはお客様の商品を愛すること、だけど冷静にズケズケも言うこと。