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一緒に仕事したい!と思われるWEBディレクターって?【職種別】好かれるポイント10

WEB制作の現場において、WEBディレクターは、デザイナー、エンジニア、営業など複数の職種から成るチームの中心となって動くことが多いと思います。そんな中でメンバーの能力を引き出すためには、周囲から「このディレクターと一緒に仕事をしたい! 」と思われることって重要ですよね!

今回はビーワークス社内のデザイナー、エンジニア、営業の各職種メンバー(年次も様々)に「こんなディレクターと一緒に仕事したい!」と思うWEBディレクターについて聞いたリアルな声をまとめてご紹介。「チームのパフォーマンスを上げたい!」と思っているWEBディレクターのみなさんに少しでも役立ててもらえればと思います。それではどうぞ!


デザイナーが「一緒に仕事したい!」と思うWEBディレクター

1 ディスカッションしやすい環境を作ってくれる
2 "伝える"じゃなく"伝わる"説明をしてくれる
3 デザイナーの意見を、まずは肯定的に受け止めてくれる
4 みんなの力を引き出してまとめるのがうまい

デザイナーのアイディアを引き出すには、まずお互いに意見を交わしながらより良いモノを作ろうとする姿勢が第一条件!

1.ディスカッションしやすい環境を作ってくれる

特にプロジェクト初期は、クライアントとのコミュニケーション量はデザイナーよりもディレクターが多くなりやすいので、ディレクターからデザイナーへの情報共有がアウトプットのレベルを大きく左右します。
クライアントから提示された要件やヒアリング内容だけでなく、そもそもクライアントがどんな事業を展開しているのか、その市場の勢力図はどうなっているのか、先方の体制は何名でどんな役割分担か、といった前提情報を共有しておくことで、デザインのプロセスにおいてもお互いに戦略的・本質的な議論がしやすくなります。(ちなみに、私が以前ベーカリーのWEBサイトを担当していたときは、デザイナー含め制作メンバーには必ずそのお店のパンを買ってきて食べてもらっていました。実際の商品に触れてもらうのも大切だと思います!)

2."伝える"じゃなく"伝わる"説明をしてくれる

「伝える」と「伝わる」は、似ているようで全然違いますよね。ディレクターは伝えたつもりでも、デザイナーにその意図が正確に伝わらなければ伝えていないのと同じこと。例えばビーワークスでは日頃、Backlogというブラウザベースのプロジェクト管理ツールを使っている のですが、そこに依頼内容をテキストベースで投稿した後には、必ず直接口頭でもコミュニケーションするようにしています。

3.デザイナーの意見を、まずは肯定的に受け止めてくれる

実はディレクターからも"大切にしていること"として挙がったのが「コミュニケーションで何事も否定から入らない」ということ。デザイナーに限らず、他の制作メンバーやクライアントに対しても言えることですが、まず相手の意見を受け止めるところからコミュニケーションするだけで、お互いに意見を言いやすい関係が生まれ、プロジェクトもスムーズに進みます。

4.みんなの力を引き出してまとめるのがうまい

デザイナーがディレクターと一緒に仕事をした経験を振り返って、「お互い初めて経験することが多いプロジェクトで、ともに試行錯誤することで勇気付けられながら挑戦することができた。 」という話も。
ディレクターは、職業柄「自分がリードしなきゃ」「自分が判断しなきゃ」と思いがちかもしれません。それ自体は一概に悪いことではないのですが、デザイナーにもっと意見を求めたり、一緒に試行錯誤したりすることで、相手の力を引き出すことはもちろん、「戦友」としてさらに強固なパートナーシップを築くことにつながるかもしれませんよ!


エンジニアが「一緒に仕事したい!」と思うWEBディレクター

5 スケジュール/制作内容/仕様/見積を事前に細かく相談・随時調整してくれる
6 「これできる?」と聞く前に、自分である程度調査する
7 WEB業界の変化に敏感で、学ぶ意欲が高い

開発要件や実装可否、スケジュールや見積を早い段階で相談・共有することが、エンジニアにとってはとにかく重要!

5.スケジュール/制作内容/仕様/見積を事前に細かく相談・随時調整してくれる

一見「ゆくゆく判断すればいいよね?」と思うような細かな仕様でも、実際には開発工数はもちろん、そもそもの実装可否にまで影響する可能性だってあるのです。
ビーワークスでは共通フォーマットの「コーディングヒアリングシート」「開発ヒアリングシート」を整備して、プロジェクトの初期段階でクライアントと営業、制作メンバー全員で情報共有できるようにしています。

6.「これできる?」と聞く前に、自分である程度調査する

また、特に技術の進化スピードが早いマークアップや開発の領域においては、ディレクターがその辺の情報をキャッチアップしていることも大事なポイント。自分の仕事に線引きせず、守備範囲広く学び続けてこそプロのWEBディレクターと言えますね!

7.WEB業界の変化に敏感で、学ぶ意欲が高い

鮮度の高い情報をキャッチアップしたり、技術の導入事例を把握するために、ビーワークスではメンバーが社外で開催されるセミナーやワークショップ、交流会に積極的に参加することを推奨し、メンバー同士でも日々おすすめのイベントをレコメンドしあっています。「そこで生まれた人脈から、新しい情報やチャンスが舞い込んでくることが多い! 」と実感するメンバーも多数。

ディレクターの動きがエンジニアの成長チャンスを生むこともあります。過去を振り返って、エンジニアからは「新しい技術を試したい!という意向を聞いてもらえたことで自分の成長につながりました! 」というエピソードもありました。


営業が「一緒に仕事したい!」と思うWEBディレクター

8 運用しやすい仕様を設計できる
9 クライアント(と社内)に負担の少ないフローを組める
10 クライアントのかゆいところに手が届く

色々と気を利かすことのできるディレクターが、営業からは好評価のようです。

8.運用しやすい仕様を設計できる

クライアントは、まずはサイトのローンチまでのことで手一杯になりがち。ローンチ後の運用体制はどうするか、それをふまえてCMSの管理画面をどう設計するか等々… クライアントの立場に立って考え、先を見据えた設計 をしておくことが大事ですね。

9.クライアント(と社内)に負担の少ないフローを組める

例えばいつ、どんな形で提出したらクライアントが社内確認を取りやすいか、希望の公開日に間に合わせるためにはどの工程をどうやって効率化できるか、など納品までの制作フロー設計もディレクターの腕の見せ所。ビーワークスでは、これを「プロセスデザイン」と呼び、デザインメソッドのひとつと考えています。

10.クライアントのかゆいところに手が届く

総じて言うとそういうことなんですね。要求以外のことも含めて、きめ細やかに気を利かすことができるかどうか。最終的な「納品物のクオリティ 」だけでなく「サービスのクオリティ 」も、クライアントの満足には大きな影響を与えます。

例えば私たちが一消費者として買い物をするときも、店員さんがこちらの利用シーンをふまえて時には違う商品をおすすめしてくれたり、前回来店した時に何気なく話したことを覚えていてくれたりするだけで、満足感がものすごく上がったり、その企業やブランドを好きになったりしますよね。自社や自分自身のブランド力を高めるためにも、相手の立場に立って考え、常に「もうひと工夫できないか?」と気を配れるようになりたいものです。


「当たり前のことを丁寧に」が大事

各職種から出たポイントは、どれもそんなに驚くような内容ではなかったと思います。その当たり前のことを、日々丁寧にできるかどうかが、チームメイトに「一緒に仕事をしたい! 」と思ってもらえるかどうかの分かれ道なんですね。

自分の能力はもちろん、チームのパフォーマンスを最大限引き出してこそ、クライアントにとっても"いいWEBディレクター "のはず。もし、「デザイナーが思い通りのデザインをあげてくれない..」「エンジニアに、そんなの無理です!と断られる..」「営業が無茶ばかり言う..」など、うまくいかずに悩んだときは、周りの言葉に耳を傾けてみると、解決のヒントが見つかるかもしれませんよ!

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最後に、ビーワークスではチームで切磋琢磨し、一緒に成長できる仲間を募集しています!興味を持ってくれた方はお気軽にお問い合せください。
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