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伝わる!プレゼンの3つのコツ

みなさんはプレゼンテーションは得意ですか?
もしかすると、苦手意識がある方がこの記事に辿り着いてくださったのではないでしょうか…?

伝えたかったことが伝わらず、

このような悩みを持っている方には、ぜひご一読いただきたいです。

はじめに

プレゼンのコツといっても「これを抑えれば万事解決!」というわけではありません。
もちろんテクニックだけでなく中身も重要ですし、状況によっては違うアピール方法があるかもしれません。ただ、せっかくプレゼン内容が良くても、伝えたいことが相手に伝わりきらず本質的ではないところで評価が低くなってしまわないようにするためのコツをお伝えします。

今回は各ポイントで、スタンプラリーツアーに例えて説明します。
下記の設定をイメージして読み進めてください。
ツアーガイドさん = プレゼンター
ツアー参加者 = クライアント

プレゼンで意識する3つのポイント

  1. サンドイッチ戦法
  2. 最短ルートを目指す
  3. 構造の後出し禁止

 

①サンドイッチ戦法

1点目は名前のごとく、伝えたいことを最初と最後に話すということです。

まずはじめに要点を話すことで、今から説明する内容がどこに向かっているのか理解してもらいます。そして最後に改めて伝えることで安心・納得感を与えることができます。

サンドイッチ戦法がなければ、全体的にふわっとしたまま大事な部分が霞んでしまう可能性があります。スタンプラリーツアーで言うならば、ツアーの開始時からどこに向かうのかわからず、目的地への到着後もどこに着いたのかわからない状況に陥ってしまいます。

結論を最後には伝えていたけど、最初に伝えていなかったなという方も多いのではないでしょうか。最初に伝えることで説明を聞く人も目的地を把握し、そのゴールから話の全体像も理解してやすくなります。

②最短ルートを目指す

2点目は、説得材料は可能な限り絞るということです。

一番伝えたい結論だけを発表してプレゼンが終わらないのは、プレゼンのゴール条件である納得感を満たさなければいけないからです。そのため、ゴールまでにプレゼンの中で説得材料を拾っていく必要があります。

ただ説得材料は必要ですが、全て網羅して伝えることはおすすめしません。
・全体的な時間も長くなり、聞く側も疲れてしまう
・ポイントが多く、聞く側の記憶に残らない
など情報量が多いことで、伝えたいことが伝わらない事態が発生してしまうからです。

ちなみに、最短ルートを目指すために、プレゼンに使用できなくなった説得材料もでてくるかと思います。これは補足資料などとして別途オプションとして扱うことで本題も伝わり、さらに全体的なプレゼン内容としても強化できると思います。

相手を説得するために、説得材料は多いに越したことはないと、いつの間にか膨らみすぎてしまう方も多いのではないでしょうか。全体的な時間が長くなってしまっていること、ポイントが多くなってしまっていることなどはなかなか自分で気づきづらいため、他の方にも客観的な意見をもらうことをお勧めします。

③構造の後出し禁止

3点目は、説得材料の全体での位置付けは先に提示しておくということです。

プレゼンの中で例えば3つ理由がある場合、理由が3つ並列していることとあわせてその理由が結論Aに結びつくことを先に説明します。プレゼンを聞く側も全体像を把握してから詳細な理由・結論を聞くことで、「今どこの箇所の話をしているのだろう?」という余計な方向に思考のパワーを割かず、本質的な説明の理解に全力を向けられます。

プレゼンを聞く側は、先に説得材料を与えられても、話の構造のどの箇所を説明されているのかわからなくなってしまいます。スタンプラリーツアーに例えると、スタンプをどこに押すのか明確でないまま、スタンプだけが与えられるようなものです。押印箇所をシートであらかじめ示し、その欄を埋めていくという順序が好ましいです。

あなたがプレゼンを受ける際、
「今どうしてこの説明をしているのだろう?」
「一つ前のスライドと今のスライドはどういうつながりだったっけ?」
など構造を把握できなかったことはありませんか?

説得材料・結論などそれぞれの関係性について簡単にまとめたスライドを冒頭に一枚はさむことで、聞く側の納得感を高められる期待があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回お伝えしたプレゼンのコツでは下記3つのポイントをご紹介しました。
①サンドイッチ戦法
②最短ルートを目指す
③構造の先出し

前提でもお伝えいたしましたが、今回は「伝えたいことが伝わる」ためのポイントです。今回の記事を読んでくださった方が、少しでも自信を持ってプレゼンに挑めるよう願っています!

WebNAUTでは他にもプレゼンに苦手意識を持つ方に向けた記事を配信しております。ぜひ参考にしてみてください。

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編集協力:屋敷 郁実